脳波コントロール 特許#3,951,134

この特許は遠隔地から電磁波を使って誰かの脳波を監視し、それを訂正すること
のできる装置に関するものである。特許はこの装置が脳全体またはその一部を
走査することができることを示している。高いマイクロ波周波数を操作して
高い精度のマイクロ波ターゲティングを行う同類の装置は理論上、1ミリ以上の
精度で脳の活動をモニターし制御することができる。
それはサイコトロニクスによって完全な神経コントロールを可能にする。

米国 特許3,951,134
Malech

1976年4月20日

脳波を遠隔地からモニターし、それを変化させる装置と方法

発明品の要約

この発明品は離れた場所から被験者の脳波のモニタリングを可能にする装置と
方法に関わるものである。特に高周波数送信機はアンテナを通して異なる
周波数帯域の電磁波エネルギーを放射するために使用され、被験者の脳全体
またはその一部のスキャンを可能にする。異なる周波数から成る信号は被験者の
頭蓋骨に侵入し、脳の本来の電気的な活動から出る放射物と混じって脳波に干渉する。
その中で生じた干渉波は脳によって再び送信される。
それは離れた場所にある基地局のアンテナに受信される。
それはそこで復調され、被験者の脳波のプロフィールを調べることができるように処理される。
被験者は彼の脳波をモニタリングされるだけではなく、脳に対する送信機の放射する
電磁波によってその神経内部の情報処理に干渉される可能性がある。
その信号は受信され処理された後の脳波から作り出されている可能性がある。

和訳= ttp://www.aa.alpha-net.ne.jp/stmore/Patent.htm



この特許の全文= ttp://www.raven1.net/3951134.htm


≪ 脳波を遠隔地からモニターし、それを変化させる装置と方法の抜粋訳 ≫

高周波送信機は、適当なカップリング手段で2つの電磁波信号をアンテナに作り出して
提供します。 信号はアンテナによって調べられる対象の頭蓋骨に向けられます。
アンテナからの2つの信号が、独立に伝搬して、頭蓋骨に入り込んで、
脳の組織に影響を与えます。
脳の組織の中では、異なった変調動作を持っている脳の各セクションで、
信号は結合します。
脳の中の電気活動からの放射による干渉で、2つの伝えられた信号の干渉から生じる
波形は予想された結果と異なります。すなわち、干渉波形が脳波によって変調されます。
変調された干渉波形は脳から頭蓋骨まで再送されます。 それがアンテナによって
拾われるのを可能にすることができるくらい大量のエネルギーは再送されます。
伝送されてきた100と210MHzの信号要素は、脳の中の組織の中で混合して、干渉し、
2つの入射信号の周波数の差の信号を産み、脳からの電磁放射(すなわち、モニター
される脳波活動)によって変調されて、全く別の110MHzの周波数を産みます。
この110MHzの変調された信号は空間に放射されます。
脳波活動によって変調された110MHzの信号はアンテナで受信される。
受信された110MHzの変調信号は、その後、バンドパスフィルターを適用されて、
望ましくない信号と異質なノイズが除去される。
脳は干渉波の位相、周波数、振幅を変調するかもしれない。
振幅、周波数、位相復調方法の選択は、モニターされる脳波特性の選択によって
支配される。
全ての脳波放出パターンのプロフィールがモニターされるかもしれないし、
脳の選択領域は、単純にアンテナの角度と方向を変更することによって、単一の測定で
観測されるかもしれない。
測定対象とモニター装置との間に物理的な接触はない。

コンピュータにより、また、自然の脳波を望まれた形に変えるために
脳への伝送のための波形を決定することができる。
脳波パターン変調機能を実行するとき、コンピュータは、
望まれる神経学的な反応を助けるための脳波活動を代表しているソースから、
外部の標準信号を供給することができる。
反応に関係する脳の領域は、モニターされて、
脳波活動の点を指し示す受信された信号は、標準信号と比較される。
コンピュータは、標準信号と受信信号の差に反応して、
信号を決定するようにプログラムされている。
モニターされた脳の領域に伝送されたとき、信号は、
標準信号を再生産する方向で、対象の神経学的な反応を変化させるように
自然の脳波活動を変調させる。
これらの方法によって、脳波の活動は、変更できるかもしれないし、
望まれる標準的な状態からの逸脱は、補償されるかもしれない。
脳波は、モニターされるかもしれなくて、制御信号は、
遠隔地から脳へ伝送された。
脳から伝送されてきた干渉信号の復調は、振幅、周波数、位相かもしれない。
適切な復調は、対象の脳の活動を解読するために使用されるかもしれないし、
脳波の選択成分は、コンピュータによって解析されて、精神状態を決められたり
思考過程をモニターできたりするかもしれない。
捕獲、眠気、夢想は探知されることができる。
パルス率や心臓の鼓動などのような生体機能もまた、モニターできて、
幻覚の発生も探知できる。



≪ 脳波を遠隔地からモニターし、それを変化させる装置と方法について ≫

この特許は、重要なところはほとんど”may be”で、可能性があるという表現をしており
(訳では、かもしれないという表現がそれである)
非常に不確かな表現を多用しています。

>伝送されてきた100と210MHzの信号要素は、脳の中の組織の中で混合して、干渉し、
>2つの入射信号の周波数の差の信号を産み、脳からの電磁放射(すなわち、モニター
>される脳波活動)によって変調されて、全く別の110MHzの周波数を産みます。
>この110MHzの変調された信号は空間に放射されます。


まず低周波の脳波によって変調されるのは、
同じ周波数同士での波の干渉現象か、磁気光学効果によってしか
変調を受けません。

周波数が異なれば、波の干渉の項で説明したように、変調されることはありません。
したがって、変調されるとしたら、磁気光学効果によってのみ変調される可能性があります

しかし、この特許ではいかなる物理現象によって変調されるか明確に示されてません。
なので、正確にはどうやって変調されるかは不明です

脳の部分で、2つの周波数の異なる電磁波が合成されて干渉すると
確かに電磁波が干渉する脳の中では、差信号を生成するが、
電磁波が重ね合わされる脳の中だけでのことで、
重ね合わさらなくなる空間では再び別々の電磁波となる。
これは、波の干渉について説明した周波数の異なる波の干渉現象で説明したとおりである。

したがって、脳の中で新たに差信号の電磁波ができて
脳から放射されるという物理現象は基本的に起こらないはずである

そもそも最初から、差信号となる周波数の電磁波を利用すれば良いはずなのに
何故、2つの異なる周波数の電磁波を使用するのか意味不明である

> 脳は干渉波の位相、周波数、振幅を変調するかもしれない。

ここの箇所で脳波によって変調される方法について書いているのですが、
「位相、周波数、振幅を変調するかもしれない」
と書かれていることから、つまりいかなる物理現象によって
変調されるのかわかってないことを示しています

したがって、最も肝心な変調原理について全くわからないで
「もしかしたら脳波によって電波が変調されてくれるかもしれない」
という憶測でこの特許を申請していることがわかります

おおよそ、私の知りうる限りでは、
電磁波が上記3つの変調が行われる物理現象は以下のものである

振幅変調:波の干渉現象によって振幅変調される
位相変調:反射面での振動によって位相変調される
周波数変調:電磁波がこの変調をされる物理現象があることを私は知らない
(回路上でなら周波数変調を行うのは可能である
 赤方偏移という光のドップラー効果ともいうべき現象により
 電磁波の周波数が変調されるが、これはここではとりあえず関係ない)

以上から、電波領域の電磁波では低周波の電磁波である脳波と
周波数が違うので、振幅変調されることはなく、
脳波に連動してどこかが振動している話も知らないので
位相変調されることもないはずである
周波数変調は最初からそのような物理現象はあることを知らない

よって、電波が脳波によって振幅変調、位相変調、周波数変調
されることはないはずである

電波が変調される可能性としてありうるのは、
磁気光学効果による偏波面が回転させられる変調だけである


以上からこの特許は、電波が脳波によって変調される
変調原理をわからないで、申請しており
変調原理については物理的に間違ったことを述べているように思います。


しかし、基本的な思考盗聴方法
(電磁波を脳に照射し、脳波によって変調された電磁波を読み取ることによって
思考盗聴するという方法)
ならびに脳波を操作する方法については、この特許の考え方通りであるように思います

とりわけ、脳波を操作する方法に関しては大変注目すべき情報であるように思います