音によって振動している窓にレーザーを照射し
振動によって変調を受けて反射されてきたレーザーを分析することにより
音声の盗聴ができる
このレーザー盗聴器には、その変調原理によって3種類に分類できる

(1)強度変調

反射面が振動していることにより反射面での散乱が変化し
光の強度が変調される
したがって、光の強度を測定することにより振動による音声信号を盗聴する方法

数百円で作成できるとのこと
ttp://japanese.engadget.com/2007/08/31/DIY-laser-long-distance-listening-device/

(2)位相変調

振動している反射面で反射してきた電磁波は位相変調される
その位相変調された成分を分析することにより
振動による音声信号を盗聴する方法

この方法によるレーザー盗聴器は確認されてません
しかし原理的には不可能ではないので、やろうと思えば原理的に可能です

(3)周波数変調

ある速度で運動している物体で電磁波が反射すると、
電磁波のドップラー効果が起こり光の周波数成分が変調される

反射面は振動しているので、反射波はドップラー効果が起こり
周波数変調が起こる
したがって、反射波の周波数成分を分析することにより
振動による音声信号を盗聴する方法

800万円や1000万円程度すると言われている
レーザー盗聴器はこのドップラー効果によるものらしいです

ただし、販売先のサイトを見てもどの信号成分(強度、位相、周波数)
を見ているのか説明はありません

ttp://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001493.html
ttp://www.electromax.com/laser.html