振動している物体に電磁波があたると
反射面が振動しているので、
反射面の位置によって電磁波の位相成分が変化します
したがって、反射面での振動に応じて電磁波の位相成分が変化するので、
すなわち位相変調されるので、
その反射面での振動に応じて位相変調された成分を分析すれば
反射面の振動周波数などが測定できるという原理です。
つまり、シリウスは、心臓や肺にあたって反射される電磁波を使用して
振動している心臓や肺の表面で反射される時に
反射面が振動しているため
その振動に応じて位相変調されて反射されてくる。
したがって、その心臓や肺に応じて
位相変調されて反射されてきた電磁波を分析することにより
心臓や肺の振動している周波数がわかるということです。

1、位相成分、位相変調について

位相成分とは何かを簡単に説明すると

電磁波の振幅成分:Y=Asin(ωt+θ)

ω  :電磁波の周波数成分
t  :時刻
θ  :位相成分

このθの部分が電磁波の位相成分で、この式からわかるのは、
時刻tによって刻々と振幅成分は変動して、
サイン波形を描くことになります。

もし反射面が静止しているのならば、
反射面での電磁波は、反射面が変化していない以上、
連続した一定のサイン波形を描いて反射していくことになる

しかし、反射面が振動していると、
反射面が移動した分、
その分だけ電磁波の振幅成分が変化することになります
つまり移動した分だけ、電磁波がその移動した分の空間を進むのに
ある程度の時間が必要となるので、
その時間分、電磁波の振幅が変化することになります。

反射面が静止しているときの反射面での電磁波 : Y=Asin(ωt+θ1)

反射面が変化したことによって
移動した距離に応じた時刻t1分だけさらに
電磁波が進む必要があるので、そのときの反射面での電磁波は、

Y=Asin{ω(t+t1)+θ1}
Y=Asin{ωt+(ωt1+θ1)}

となり、位相成分が

θ=θ1 ⇒ θ=ωt1+θ1

というように、反射面が変化すると電磁波の位相成分が変化します
このように位相成分が変化させられることを位相変調といいます

したがって、反射面が振動していると、
反射波は連続波形ではなく、反射面での振動に応じて位相成分が変化した
不連続な波形を生じます

したがって、反射面での振動に応じて位相成分が変化した、変調された
反射波の電磁波の位相成分を分析することにより、
反射面の振動周波数を知ることができるという理屈である

2、生命探査装置 シリウスについて2

人間の生存者だけに反応するというのは、
つまり人間の心臓や肺で反射される電磁波を使用しているので、
それ以外の物質では、透過、減衰、散乱したり、あるいは反射されますが、
反射されても振動しているわけではないから
位相変調されて反射されてくるわけではないので、
コンピュータ側で、位相変調された成分だけ取り出して分析しさえすればよく
位相変調されていない反射波は全て無視することができます

つまりすでに生存していない人がいる場合、
心臓や肺で反射してきても振動していないので
位相変調されて反射してこない
したがって、生存していない人の電磁波は、
位相変調されて反射されてこないので無視されることとなる

このような原理で心臓や肺が振動している
生存者だけと反応し、
その生存者の心臓や肺の振動周波数がわかると述べているのである